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ブラインド等化器
次世代半導体 ブラインド等化器 用語解説 乱数発生プロジェクト インターンシップ FPGAホビー

 

 

中央研究所では、ブラインド等化器について研究しております。

簡単にご紹介致します。

ブラインド適応等化器とは
 適応等化器は、携帯電話などディジタル通信システムにおいて劣化した受信信号を、元の送信信号に戻すシステムであります。従来の等化器はトレーニング信号を必要とし、通信の中断や冗長なトレーニング信号が必要でした。この為従来の技術では、はトレーニング信号を必要とする為、通信効率が落ちることはさけられません。しかし、ブラインド等価器では受信信号のみから、信号の復元等化を行うため、トレーニング信号を必要としません。

応用分野例

 携帯電話や無線LAN等の移動体通信では、使用する環境が時間的に著しく変化します。例えば携帯電話では、ビルの上に設置されたアンテナからの電波が直接電話器には入ったり、ビルなどに反射してから入ったりします。このため受信点で信号が干渉するフェージング現象が生じます。また、伝搬中には種々の雑音も混入します。これらの影響によって受信信号に誤りが発生します。そこで電話器内にはこの誤りを除く装置をが組み込まれています。この装置は適応等化器と呼ばれており、受信環境に自分自身を適応させ、最適な受信状態を造ります。 送信された信号はもちろん未知であることは当然ですが、伝搬路もすでに述べたようにいろいろな障害を受けてわかりません。わかっているのは受信信号だけです。このように送信信号と伝搬路をその受信信号から求めることをブラインド等化と呼んでいます。 

 

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