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次世代半導体
次世代半導体 ブラインド等化器 用語解説 乱数発生プロジェクト インターンシップ FPGAホビー

 

 

有機半導体

 現在のシリコンを使用した半導体デバイスは、ムーアの法則に従って、微細化技術が進んできました。これにより低消費電力化にも大きく貢献しています。微細化技術無しでは、今の携帯電話はあり得ません。まだまだ、現在の半導体デバイスは、進化の道を進むものと考えられます。

 最近、シリコンを使わずに、回路動作を行う研究がかなり進んで来ました。たとえば、有機トランジスタがその筆頭にあります。このデバイスの特徴は、溶媒に有機半導体材料を溶かして、トランジスタ構造を紙などの上に描くというものです。たとえば、インクジェット式のプリンターのインクの代わりに有機半導体材料を入れて、トランジスタ構造を印刷するだけで、トランジスタが出来上がってしまいます。

 弊社では、回路の実機検証にFPGAを用いています。今後は、紙と有機半導体インクと、インクジェットプリンターがあれば、実機の回路検証が行えてしまうことになります。実は、プリンターを使って回路を描画することで、一番良いことは、”マスク”代が不要になることではないでしょうか。(最新の微細化されたシリコンデバイスでは、マスク代だけで五千万円強くらい掛かってしまいます)

 

半導体インク

 上記でご紹介した有機半導体材料(半導体インク)をご紹介致します。日本のベンチャー企業が開発した製品です。もし、ご興味があれば、お問い合わせください。

 

 

 

タンパク質

 タンパク質を使ってトランジスタを構成する方法もかなり現実に近づいてきています。5年後ぐらいには、タンパク質で動く超高速コンピュータが現実のものとなっているかもしれませんね。

 

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